館山の超メジャー堤防へ、前の日の23:00三鷹出発。
今回は部員勢揃いでイカの王様「アオリイカ」を狙う。
目的地に1:00到着。通称「第2コーナー手前、斜めのところ」に入れたらしい。
「やまきよ」は3:00まで車中仮眠宣言をしていた。
釣れるのはわずかに薄明るくなる3:00頃からなのだ。
しかし、世の中はそんなに甘くはない。「必釣男」は、30分も寝かせてくれない。
携帯が鳴る「やまきよさ~ん、早く来てください。場所いっぱいになっちゃいますよ」
仕方なく、1:45頃釣り座へ向かう。
眠い。寒い。真っ暗。前夜の深酒が残っている。誰も釣れていない。
だから、3:00頃からでないと釣れないのだよ。
しばらく、ボーとして、薄明るくなった3:30頃、「よしっやるか!」
5投目位か、
ん?
アタリか?
葉っぱか?
いや乗ったか?
やっぱ葉っぱか?
手応え無く抜き上げたのは、胴長15cmのアオリイカ。
1杯目なので迷わずキープ。
その後6:00「必釣男」にアオリイカ。キープせずリリース。プロい。
「さっきのやまきよさんのより大きかったですけど、やっぱリリースサイズでしょ」
「私の方が小さいってことはありませんでしょ」
「じゃ、さっきの測ってみましょうよ」
「・・・・・・・・」
「230g。ぷっ。小さっ。それ絞めちゃまずいでしょ~」
その後、周りでキロくらいのアオリイカが1杯上がったが、あまりにも渋いので場替え。
8:30内房のシリヤケ港、通称FSに到着。
到着後わずか2投目で「海の神」にシリヤケ。
続いて「やまきよ」にシリヤケ2連発。
「天才」にシリヤケ。
「海の神」にシリヤケ2発目。
「必釣男」にシリヤケ。
いや~釣れる釣れる。
部員全員が釣れたのは、こんなに何回も行ってるのにこれが初めて。
いや~楽しい~。
「じゃあ、あと5分。11:00で上がりましょう」
その時「海の神」にシリヤケ。
「時合いかも知れないから10分延長しますか」
本当に時合いが来た。
右手奥から、タン、タン、タンと順番に釣れ、
またしても「海の神」にこの日4発目の今日イチの良型シリヤケ。
11:15撤収~。
いや~楽しかった!楽しかった。と、こう書くと
誰もが簡単に釣れると思うかも知れないのだが、周りの大半が釣れていないのである。
釣れる人は複数釣るけど釣れない人は釣れないのだ。
シリヤケは決まった人のエギに抱きついてくる。
釣れる人には共通項がある。
前回、私はそれを見抜き「釣ったも同然」と宣言した。
すべて、本当の事だったのだよ。
ア~ハハハッ!